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子供の小学校入学が近づくにつれて、親も子供もドキドキ、わくわくしています。
親戚からお祝いをもらうことも多いと思います。
↑こちらの記事では、甥っ子や姪っ子に自分があげるときにオススメのものを書きました。
今度はもらう側です。
通常、お祝いにいただくものでトラブルになるということはあまりないのですが、小学校入学祝に関しては時々トラブルがあります。
それが「祖父母からのお祝い」です。
今回はトラブルの実例と、それを避ける為にどうすればいいのかについて書いていきます。
入学祝のランドセルのトラブル
ランドセルは何万もするので、いただくとありがたい反面、トラブルが多いのもこちらです。
トラブル実体験
問題になるのは、父親方、母親方の祖父母ともに、「ランドセルをお祝いとして贈りたい」と考えていた場合です。
特に初孫だった場合、ランドセルを贈るのが長年楽しみだったという祖父母もいます。
実際にどんなトラブルがあったのか体験談を紹介します。
入学祝いに是非ランドセルを贈りたいとのこと。
初孫にランドセルを贈るのが長年の夢だったので、それが叶えられると思うと嬉しくてたまらないと言ってきました。
申し訳ないけど、うちの両親から既に贈られたことを話すとかなり憤慨し、そっちは他のものに替えてくれと言われ、本当に困りました。
私の両親にそのことを伝えるのも一悶着ありそうなので伏せ、なんとか主人になだめてもらいました。
どちらの父母も、初孫が小学校に入学するということで、「ランドセルを買ってあげたい。」という気持ちが強く、夫と少しケンカもしたりしました。
結局、夫の両親が机を買うということで納まりましたが、入学祝に限らず、お祝いの中には、常に解決しないといけない問題があるようです。
きづかってくれた私の両親にも心苦しかったのですが、ほしいものを子供と一緒にみにいってくれて、文具や学用品を私のほうの両親から頂きました。後日両方の親に気持ちとして小物をプレゼントしました。
わたしとしては、お互いの両親が孫をかわいがってくれる気持ちには感謝の気持ちでいっぱいです。
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ランドセルはどちらの祖父母が贈る物?
節句の贈り物に関してはいろいろ地域での風習があるですが、ランドセルに関しては風習というものはないです。
ちなみに我が家は親である私たちが準備しました。
祖父母から「買ってあげる」という申し出は嬉しいのですが、そのことに関して過度に気持ちを持っている場合が問題です。
先ほど紹介した体験談のように、それぞれが孫に対して熱い思いを持っていると、嬉しいお祝いなのにトラブルに発展しかねません。
それを防ぐための対策として、以下の3つがオススメです。
●ランドセルは自分たちが準備すると宣言する
一番いいのは、自分たちで買うことです。
その方が子供も好きなものを選べますし。
ただ、そういうわけには行かない頑固な祖父母もいることかと思います。
●親戚関係の風習に従う
夫の親戚みんながどのようにしているのかを聞きだしておきます。
そして、どちらの親がランドセルを贈っているのか確認して、それに従います。
「郷に入っては郷に従え」がトラブル回避のためには必要です。
身内というのは、「自分の常識が正しい」と思っているものです。
●出来れば夫の両親を立てておく
自分の親に折れてもらのは、後でいくらでもフォローが聞きますが、夫の親というものは所詮他人なので後々まで引きずりかねません。
夫というのは嫁姑関係に疎いものなのであまり期待しない方がいいな、というのが私の思いです。
自分の親には、どうか儀両親を立てさせてくれとお願いして、そのほかのものを贈ってくれるように相談しておきます。
自分の両親がランドセルを贈りたいと言ってくれたら、まずは夫の両親がどう考えているのかを確認してからにするの方がトラブルがおきにくいです。
もらったランドセルのセンスが微妙
昔はランドセルといえば、男の子は黒、女の子は赤と決まっていたので、ランドセルの種類によるトラブルは考えられなかったのですが、最近はさまざまなランドセルが販売されています。
そして、女の子でも水色がいいと思ったり、裏地にこだわりがあったりと、子供自体もランドセルに対して、期待を抱いています。
入学祝でランドセルをいただくのは本当にありがたいのですが、祖父母が選ぶことで困ることもあります。
ところが、娘はそれを見た瞬間、う~んという複雑な顔をしました。
お爺ちゃんとお婆ちゃんにありがとうは?と即すとお礼を言ったのですが、祖父母が帰ってからこっそりと「私赤色より水色が好きなの」と言ったのです。
最近は水色の方が好きになったみたいで、だからあんなに変な態度だったのかと思いました。
水色じゃないと嫌だと言うので「せっかくお爺ちゃんお婆ちゃんが○○(娘)の為に買ってくれたのに、そんな事言ってたら2人が悲しむよ」と言いました。
それでも嫌そうな様子だったので、水色のランドセルカバーを付けたのです。それで納得したようなので何とかなってよかった、と思います。
「いただいたものはありがたく頂戴して文句は言わない」というのもひとつの教育だとは思います。
でも、子供なりに、どんなランドセルにしようか、夢が広がっていたりもします。
一番いいのは祖父母と一緒に選びに行く事です。
無理なときはどんなランドセルがいいのか具体的に伝えておくことが、子供のガッカリした顔を見ないですむ方法でもあります。
私の息子も、好みが激しく、小学1年生のときから「趣味に合わない服」はいくら着なさいといっても絶対身につけようとしませんでした。
子供の性格によって、こだわりがあるかないかは違うのかもしれませんが、自分のセンスと違うものを持ち歩くことが苦痛に感じる子もいるので、出来れば子供の意見もとりいれてあげたいものだと思います。
学習机も困る入学お祝いのひとつ
ランドセルに加えて、もうひとつ、小学校の入学祝といえば「学習机」があります。
なんとなく、誰もが買うようなイメージのある学習机ですが、それぞれ住んでいる間取りが違うので、もらっても困るということがあります。
実際、我が家は学習机を検討したのですが、結局買いませんでした。
というのも、リビングにはすでに私のパソコン用の机があって、これ以上机を増やすスペースがなかったからです。
子供用に販売されている机は立派で使いやすそうなのですが、かなり大きさがあります。
子供部屋を作っているような間取りならいいのでしょうが、子供部屋がない家もあるかと思います。
こちらのママも学習机に関して困った体験をしました。
お金でいただくのが一番いいです。
品物だと、その家にあったものとは限らないのです。
昔のように、同じ家に同じように住んでいるわけではないところを理解していただけませんでした。家のものもあふれるほどです。
断捨離して、やっと、おけました。
学習机のような「家具」はかなり場所をとりますし、正直、困ることもあります。
もともと購入予定だったなら嬉しいお祝いではありますが。
相手は好意で贈ろうとしているので、水を差されると気分を害す祖父母もいるので困ったものです。
学習机を贈りたいと言われたら、まずは家の間取りのことを説明し、出来れば家に招いて、置けないことを理解してもらうのが良いかもしれません。
また、ここでも一番は、一緒に選ぶということです。
ちなみに、我が家は学習机は買いませんでしたが、今のところ困ることはないです。
勉強は基本的にリビングの机で、私が料理しながら見ますし、子供が机は2000円しないくらいの折りたためる机をカーペットの上においていますが、それで十分です。
そのうち一人部屋がほしいと言い出したら机もいるかな、と成長に合わせて考えようと思っています。
いかがでしたか?
子育て中は祖父母に限らず、子どもがいないときには考えていなかった人間関係が出てきます。こちらのまとめ記事も参考にどうぞ。
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