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赤ちゃんがちゅっちゅっと指しゃぶりをする姿はなんとも言えずかわいらしいものです。
そのうちやめるだろうと思っていた指しゃぶり。
2歳をすぎ、3歳を過ぎ、とうとう小学生になっても続いている。
このままで大丈夫なのかな?
不安になるかと思います。
指しゃぶりの理由や、どう対処するのかについて書いていきます。
ママジュレ目次
指しゃぶりはいつからはじまる?
赤ちゃんは近くにあるものを無意識に吸う「反射」という行為があります。
身近にある自分の指を見つけて吸い始める、2~3ヶ月ごろから始まるといわれています。
でも、わが子は
胎児のときから吸っていました!!
妊娠中に取ったエコー写真にくっきり、指をちゅぅちゅぅ吸う息子の姿が写っています。
びっくりしましたが、そういうこともあるようです。
お腹の中で指しゃぶりしていましたが、生まれてすぐはしていませんでした。
気がつくと、生後3ヶ月くらいから指をしゃぶっていました。
指しゃぶりでよかったこと
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指しゃぶりをしていると静かでした。
また、落ち着くのかしゃぶりながらそのまま寝落ちしてくれたり。
指しゃぶりはすることしない子がいるようですね。
ただ、指だと癖になってそのまま取れなくなってもイヤだなという気持ちから、「おしゃぶり」を与えてみたのですが、少し吸うと、すぐに口から歩一途出して、わが子はおしゃぶりを使うことはほとんどなかったです。
鼻呼吸になって良いという話もあるし、当時はどの赤ちゃんも指を吸うもんだな、なんて楽観的に過ごしていました。
焦りだしたのは4歳になってから
いづれやめるだろうと思っていた指しゃぶりですが、歯が生えてきてもやめる気配が見えず。。。
少しあせりを感じ始めたのが4歳くらいです。
さすがにこの時期になると周りに吸っている子供がいなかったです。
指しゃぶりのデメリット
当時、虫歯予防のためにも小児歯に通っていたのですが、行く度に「指しゃぶりをやめさせるように」との指示をいただいていました。
指しゃぶりをすると
●歯並びに影響がある
●前歯が前に出てくる
●噛みあわせが悪くなるため発音が悪くなる
と言われました。
やめさせる為にしたこと
4歳にもなると、だいぶいろいろなことを理解しています。
そのため、「指を吸い続けると、歯の並び方が変になるからやめよう」という話をしました。
吸いダコも出来ていたので、指が白くなっているからもうそろそろやめようと話して聞かせました。
話して聞かせることで、昼間は指しゃぶりをやめることが出来るようになっていました。
また、保育園では周りが吸わないので、本人も意識していたようです。
ただ、気を抜くといつの間にか指しゃぶりをしていましたし、眠るときは必ず吸っていました。
下手すると着替えながら吸っていたりもしたので、年季が入っています。
眠った後に、そっと親指をはずすのですが、無意識に指を持っていっていたので、こりゃどうしようもないな、と半ば諦めたのを覚えています。
家で「やめなさい」というのはやめた

歯科医に指導を受けてから、家で、吸おうとするたびに「やめなさい」といっていたのですが、それが息子にとってはかなりストレスだったようです。
指しゃぶりが「癖」になっていて、無理にやめさせようとすると、イライラしていました。
テレビを見ているときや、絵本を読んであげているときなど、リラックスしたいときに、自然と指を口に持っていっていて、その状態がすごく落ち着いて幸せに感じていたようです。
突然自分の至福タイムを奪われるのですから、子供にとってはきついですよね。
大人もたとえば、タバコや、食後のコーヒーが習慣になっていて、それをやめろといわれたらかなりしんどいと思います。
また、何度もやめさせようとすることで余計悪化していったので、「やめなさい」と口にすることはやめました。
指しゃぶりをやめない理由
3歳過ぎての指しゃぶりについてはあれこれ言われています。
そんな中でママがグサッと来るのが、「愛情不足」という言葉ではないでしょうか?
私も小さいころから小学生まで指しゃぶりをしているこどもでした。その上爪噛みまでありました。
私の場合ははっきり「寂しかったから」でした。
ただ、息子の場合、一人っ子なので、愛情はたっぷり受けているように見えたのです。
特に我が家は夫が溺愛していて、かいがいしく世話を焼いています(笑)
また、息子の様子を見ていて、そこまでさびしかったり孤独を感じているようにはけして見えませんでした。
指を吸っている以外はいたって問題ないように見えたのです。
4歳になって、歯並びの話などをしたとき、息子は自分から「指を吸うのはやめる!」といっていました。
指しゃぶりが恥ずかしいという自覚もあったようです。
そんな息子にどうして指しゃぶりをするのかを聞いてみました。
「落ち着く。指をしゃぶると気持ちがいい」
というシンプルな理由。
「落ち着くからやめたくない。吸うのをやめるのはやめる。中学生になったらやめる」
とも言っていました。
感受性が強い息子

実は息子は小さいころから霊感があり、幽霊をよく見ていました。
また、聞こえない声が聞こえたりしていて、それが、不安感をあおっていた時期もあります。
父親の後ろから声がしてきたりすることもあって、夫が言っているように聞こえて混乱したこともありました。
小学生になった今は見えないようですが、全体的に、いろんなものに、心が反応しやすい子なのかなと感じています。
周りの空気を敏感に感じ取るというか。
また、霊が見えていたことで、「魂とは」「人は死んだらどうなるのか」などに対し漠然とした不安感を持っているようなところもあります。
親がいくら愛情を注いでも、子供の受け取り方が違ったりもします。
なので、一見愛情が満たされているように見えても、心の中には「不安」があるのだと感じています。
もともとのその子の気質があるので、どうしようもない部分もあります。
指しゃぶりがそこからきているのかはわかりませんが、常に私たち親は息子の味方だし、どんなときでも、何があっても息子を守っていくという態度を見せるようにしています。
たとえば、息子は、何か不安を抱えていると、「僕がママを嫌いって言ったらどうする?」とか、「僕がいなくなったらどうする?」、「ママが世界で一番大切なものは何?」と聞いてきたりします。
そんなときは、「息子君がママのことを嫌いでもママは息子のことが大好き」「あなたがいなくなったら、ママは悲しくて生きていけない」「ママが一番大切なのは息子君。」と答えるようにしています。
けして息子を責めない
指しゃぶりは本人もやめたいとは思っているのです。
恥ずかしいとも思っています。
それを親が「小学生にもなって恥ずかしい!」と責めることは自尊心を傷つけることだと思っています。
だれだって、自分の隠したい癖を指摘されて責められたら傷つきますよね。
指しゃぶりをどうするかはこどもに任せることにしました。
小学生になってから
ついに小学生になっても指しゃぶりがおさまりませんでした。
ただ、学校で吸うようなことは一切ありません。
そこは使い分けているようでしたが、時々、親指のタコを友達に指摘されて、言葉に詰まることも合ったようです。
ちなみにすいすぎで親指の爪は白く薄くなっていましたよ・・・。
そのころは「指は吸わなかった?ばれてないの?」なんて息子に聞いていました。
学校では吸っていないということを聞いたときは「あ~偉いじゃん!」なんて言っていました。
私自身、長く指を吸っていたし、歯並びが悪いなら矯正すればよいと開き直っていた部分もあります。
開き直ってから楽になりました。
あんまり親がカリカリ癖に集中するとこどももさらに意識して吸う様になる気がしたので、もう気にしないことにしていました。
小学校2年生になるころには、指しゃぶりは昼間はほとんど見られなくなり、夜のみするように。
夜も、自分から、気づいたときには指を口から離す様にしていました。
ちなみに発音が悪くなるなど言われていますが、息子は、しっかりした発音でかなり聞き取りやすくしゃべりますし、私自身も長らく指をしゃぶっていましたが、聞き取りやすい話し方とよく言われています。
「滑舌」や「発音」は口をしっかり大きく開けて練習すればよくなるので、あんまり気にしなくても良いような期がします。
歯並びの影響よりも、指しゃぶりを無理やりやめさせる精神的ダメージの方が大きい気がします。
指しゃぶりをやめたきっかけ
無理にやめさせることなく、指しゃぶりライフを堪能していた息子ですが、事件が!!
息子はサッカーをしているのですが、サッカーボールが親指に直撃!!!
なんと爪全体が赤黒くない出血するという出来事がありました。
相当な痛みで、ご飯のとき、お箸ももてませんでした。
当然指は絆創膏でぐるぐる巻きに。
その指を見ながら息子が一言。
「もう、指を吸うのやめるわ」
私が左手の親指吸ったら?といったのですが、左指はおいしくないという返事(右はおいしいのかい?)
吸えなくなって最初の1週間くらいは寝るときに「ああ~!!吸いたい」とイライラしてたようですが、
(まさしく大人の禁煙と一緒ですね)
徐々に落ち着いて、指の絆創膏が取れてからも吸わないままになって、とうとう、長い長い指しゃぶりが終わったのでした。
わが子の場合は偶然にも「怪我」ということがきっかけになりました。
もし、本人にやめる意思がはっきりあるのなら「バイターストップ」という商品もオススメです。
こちらはかなり苦いマニキュアで、一度味わうと、もう嫌!!となる味です。
もうやめれる段階まで来ているお子さんなら、こういう商品使って、やめるきっかけを作ってあげるというのも良いです。
ただし、親が勝手にしないで、きちんと子供と相談して決めてくださいね。
まとめ
私の体験談なので、必ずしも正しいわけではありまえんが、今のところ、これでよかったのかなと思っています。
小学生まで続いてしまった場合をまとめると
●無理にやめさせない
●本人の自覚を引き出す。親はそれをサポートするのみ
●指しゃぶりを責めない
●どうしてもの時は矯正があると開き直る
●親がイライラしない
という感じです。
早くやめれるならやめれることに越したことはないです。
今思うと、小さいときに指しゃぶりの癖がつかないようにしておけばよかったな~なんて思いますけどね。
あ、ちなみに息子は、足の指もしゃぶってましたよ~。
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