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赤ちゃんの病気に多いのが「中耳炎」です。
何度か繰り返していると、症状にも慣れてくるのですが、はじめて経験するとあせります。
特に自分自身が中耳炎になった経験がないとなおさら・・・。中耳炎は子供に多いので自分がなったとしても忘れているのかも知れないですけどね。
ここでは中耳炎に気づくきっかけや、症状、完治までの期間。実際にこどもが赤ちゃんのときに中耳炎になった経験を持っているママの体験談をあわせて載せています。
病気のときって、病院へ連れていは行くものの、その後どうなるのか、他の子はどんな感じなのかなのかなど気になりますよね。
ママジュレ目次
中耳炎に気づくきっかけ

赤ちゃんはしゃべれないので自分で症状を訴えることが出来ませんが、いつもと違う行動をしていることで気づくことが出来ます。
●しょっちゅう耳を触っている。泣くほどの痛みではなくても、なんだか違和感を感じているので耳を触ります。そうな様子を見つけたら中耳炎かどうかを疑ってみましょう。
●耳の周りに液体がついている。中耳炎になると耳だれがでてきます。
●名前を呼んだり話しかけても反応しない。声をかけるといつもにっこり笑うのに笑わない、呼ぶと振り向くのに振り向かない。
そんな場合、中耳炎によって耳が聞こえにくくなっている可能性が高いです。中耳炎でなかったとしても耳に関する病気の可能性も高いのですぐに耳鼻科に連れて行きましょう。
●機嫌が悪い。夜泣きがぐずぐず続く。いつもと違い、ずっと不機嫌。何をしてもクズリが収まらない。
赤ちゃんは言葉で「不快」」だという代わりに全身で表現してきます。いつもと様子が違うと思ったら注意です。
こんなことで病院へ行ってもいいのかな?と思うかもしれませんが、結構母親の「いつもと違う」は当たるものですし、病院へ行って何もなければそれで安心できるので、不安になったら、かかりつけの病院へ相談してみましょう。
中耳炎になりやすい状態とは

中耳炎は細菌感染によって起こるものなので、風邪を引いたり、高熱が出たり、病気になったときになりやすいです。
風邪が長引いてずっと鼻水が出ているときは特に注意して子供の様子を見てください。
鼻と耳はつながっているので、鼻水が耳菅を通って耳に入り、鼻水に含まれている細菌によって炎症が起きるのです。
子供に中耳炎がおきやすいのは、大人と違って、鼻と耳をつなぐ管が短いからです。
主な中耳炎の症状
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一番多いのは痛みです。炎症のために鼓膜が痛くなります。
高熱が出ることもありますが、赤ちゃんの場合は微熱程度が続くことが多いです。
耳だれが出てきます。この状態になっているときは、だいぶ症状が進んだときです。
完治までの期間
早めに耳鼻科にいって治療をすれば痛み自体は数日で収まります。
ただ、耳の奥のほうには膿が残っている状態なので、まだ聞こえにくかったり違和感が残ります。
膿は治癒とともに少しずつ抜けていくのですが、完全に抜けるまでに1ヵ月~3ヶ月かかります。
痛みがなくなったからといって自己判断で治療を中止してしまうと、膿が抜けきらずそれが原因で再び痛みが出てくる、繰り返す原因にもなります。
薬を飲むのは最初のうちだけで、その後は耳鼻科の先生の指示に従いながら通院し、うみを吸い取ってもらいます。
自宅では耳の中に布を入れて拭くということはせず、優しく出てて耳の周りについている分だけを拭きます。
この治癒時期には個人差があるので、すぐに治るわけではないと思っているといいです。
中耳炎の再発防止に注意すること

完治までしっかり耳鼻科に通うのはもちろんですが、自宅で気をつけるのは「鼻水をまめに取り除いてあげること」です。
赤ちゃんはちょっと風邪にかかるだけで大量の鼻水を出しますよね。
風邪を引かないようにしてあげたくても、免疫力が低いので、どうしてもひいてしまうものです。
特に保育園に通い出したら、びっくりするくらい病気をします。
保育園での病気についてはこちらの記事もどうぞ
鼻の通りをよくすることが中耳炎予防になります。
私が息子が赤ちゃんのころよく使っていた鼻水吸い取り器は
「ママ、鼻水トッテ」です。
⇒ママと赤ちゃんが楽になる子育て便利グッズ14選でも紹介しています。
しっかり吸い上げることが出来ますし、子供も嫌がらないのでだいぶ活躍しました。値段も安いし、機械と違って、子供の様子を見ながら吸う力を調節できるので良かったですよ。
↓↓1歳過ぎたお子さんにはこの方法の鼻水取りもおすすめです。
子供の鼻水は粘着質なので、ティッシュを細長く帯状に折って鼻に当てて、ローリングすることで取れます。
中耳炎治療の体験談
急に返事をしなくなったら要注意
2歳位の時からお医者さんに中耳炎には気をつけてと言われいました。
初期症状は声をかけても直ぐ返事をせず聞き直します。そして、親が気が付かず放置すると耳の痛みを訴えます。
この時点では対応が遅くなり、薬が朝・昼・夜の2週間分ぐらい出ます。
更に改善されない場合は切開になるみたいです。急激な温度変化や風邪からの悪化もあるようです。
経験上は会話中に急に返事をしなくなったら要注意ですね。なりやすい耳(左右)も意識して下さい!
風邪を引くたび中耳炎

1歳の頃から風邪をひくたびに中耳炎になっていますが、初期の段階で小児科に行って薬をもらっています。
3歳の時、夜に耳が痛いと言い出し、夜間診療に連れて行くと中耳炎だと言われました。夜間診療の為、痛み止めを出してもらい、翌日に病院に行きました。
1週間分の薬を出してもらい、全部飲み切りました。薬を出してもらってからは、特に気をつけていたことはありません。
ウチの子は中耳炎がクセになっていますが、原因は鼻水です。
鼻水が出始めたらすぐに小児科か耳鼻科にかかるようにしています。
鼻水さえかんでくれたら中耳炎にならないのに、4歳になった今でも鼻をかむのを頑なに拒否するのでイラッときます。
夜中に突然泣き出した
子どもが1歳の時、中耳炎になりました。
夜中突然起きて、大泣きし、痛い痛いと泣くので次の日病院に行くと先生から中耳炎で膿が溜まって、切開しないといけない事を伝えられました。
麻酔をして切開をすると、少し落ち着き、その後は2日1度病院に行き、薬を入れたりと1週間程度の通院をしました。
治療の最後に耳の聞こえの検査をして、もう治ったと言われた時は、とても安心しました。
子どもはよくなるから鼻水が出る時は、早めの受診と鼻水を吸わないように拭いてあげることを教えてもらい注意しています。3歳になりましたが、今の所再発していません。
鼻水と高熱で気づいた

娘が0~1歳にかけて中耳炎に数回なりましたが、初めてかかったのは生後9か月の事でした。
鼻水に加え初めての高熱が出て小児科を受診したところ、中耳炎と診断されたのです。
かかりつけの耳鼻科に紹介状を出してもらい、行きました。中耳炎の種類や娘の状態について説明を受け、耳を切開しました。そして抗生物質の薬を5日分ほどもらい、服薬。
その後の検診で改善が見られたら、あと3日くらい抗生物質と一週間の鼻水の薬をもらい、終了といった感じでした。
しかし、当時育児サークル等によく出かけていたのでぶり返しやすく、数回立て続けになってしまい、かわいそうなことをしたと反省しました。
調子が悪い時は無理せず家で過ごすようにしたことで、徐々に中耳炎にもかからなくなりました。
まとめ
赤ちゃん、子供の中耳炎の初期症状は、いつもと違うしぐさをする。耳を痛がる、機嫌が悪いでした。
治療期間は大体1ヶ月が目安。
注意することはまめに鼻水を吸うこと。
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