スポンサーリンク
こんにちは。ママレジュのふるるです。
私の息子が通っていた保育園は延長保育はなんと夜の22時まで。
そして、日曜日も休日保育があるという至れりつくせりな保育園で、安心してこころおきなく仕事ができていました。
ところが、小学生に上がるとそれらのサポートは全てなくなります。
特に小学校入学したばかりのときは学校は午後13時くらいに終わってしまいます。
よく言われる「小1の壁」
私の身近なところでも、小学校になったことをきっかけに仕事を辞めざるを得なくなったという話もありました。
せっかく続けてきた仕事。
小1の壁を乗り越えて仕事を退職せずに働くのはどうしたらいいのか。
その工夫を書きます。
ママジュレ目次
小1の壁といわれる具体的なこと
登校、下校は歩き
保育園時代は毎日送り迎えをしていましたが、小学校は当たり前ながら自分たちだけで歩いていきます。
息子の通う小学校は集団登校がないのですごく心配でした。
学校までは歩いて20分の距離です。
小学校入学前には何度か一緒に歩いて学校まで行って道を覚える練習をしました。
入学してからもしばらくはついて行きました。
今でも、不審者情報が頻繁に出る時期は大通りに出るまで、ついていくことが多いです。
近所の友達と登校している小学生もいます。
我が家も、近所に一緒に小学校に上がる子がいたので、初めは一緒に通っていたのですが、そのこと息子はどうやら仲が良くないようで、一緒に行くのを嫌がったんですよね。
結局、ひとりでの登校となっています。
集団登校ないのは心配ですが、あったらあったで、お友達同士のトラブルも多いようなので、個別登校がいいというママもいます。
登校は一緒に付き添えるのでまだ、良いのですが、下校は心配です。
男の子はあちこち寄り道をしたり、ふざけながら下校したりもするので、不審者だけではなく事故も心配でした。
ただ、心配してもどうすることも出来ないので、そこは子どもを信頼して無事に帰ってくるのを祈るばかりです。
共働きで、朝の出勤が早いママは、子供を家に残していかないといけないこともあります。
一人で留守番する時間がある
なんといっても学校が終わるのが早いです。
入学当初はお昼には終わってしまいます。
授業が始まっても15時くらいには終わります。
そのために「学童保育」と呼ばれる親が働いている家庭の子どもを学校が終わってから預かってくれるクラブがありますが、保育園に比べるとかなり終わる時間が早いです。
地域によって差があるようですが大体17時または18時です。
私の住んでいる地域の学童は18時までですが、18時の場合は親が迎えに行かなければ行けません。
仕事の時間上、迎えに行けないので、17時に子どもは自分で歩いて帰ります。
共働きには辛い臨時休校が多い
台風やインフルエンザなど、保育園では「休園」になることはめったになかったのに、大事をとってか小学校はすぐ休校になります。
天候が晴れていたとしても「暴風警報」が出た時点でお休みです。
これには参りましたね~。
突然「明日お休みです」となります。
学校がお休みのときは学童もお休みなんです(泣)
もう、共働きの身としては仕事の調整が大変です!
先生たちと話すことが殆どない
保育園時代は毎日先生たちと顔を合わせていましたが、小学校に入ると、入学式のときと、参観日のときくらいしか先生と話すことがありません。
保育園のようにこどもの様子を詳しく話してくれるということもありません。
小学校でうまくやっているのか、どんな様子なのかはじめはすごくハラハラしていました。
ただ、息子の場合は小学校に上がったとたんに、すごくおしゃべりになりました。
保育園のときは「今日は何をしたの?」と聞いても
「う~ん忘れた!」
と言ってテレビの話になることが多かったのですが、入学してからは
「○○君がこんなことを言って、こんなことをした」
「国語の授業で何を習った」
「先生がこんなことを言っていて面白かった」
など、たくさん話してくれます。
息子にとって、小学校は自分で歩いて登校したり、先生がいない時間が多かったりと「自由」が増えた感じて、とても開放的な気分だったようです(笑)
そのおかげで、先生と話すことはないですが、お友達とどんな感じなのか、学校の雰囲気はどんななのか知ることが出来ています。
また、私は入学と同時に学校のボランティア活動に入ったので学校に行く機会があります。
そうすると自分の目で教室の雰囲気を見ることが出来ます。
夏休みなどの長期休暇がある
スポンサーリンク
「魔の夏休み」があります。
学童があるおかげで、預け先の心配はないですが、給食がないので夏休み期間は毎日お弁当です。
疲れます。
保育園は1年中給食がありました。
なんて楽だったんだろう・・・!!
子どもが低学年の今は学童にはいれていますが、定員の関係など高学年になると入れなくなってきます。
学童保育にいけなかったら・・・。
そのときのこどものお昼ご飯はどうしたらいいのか、1日親がいなくて大丈夫なのかと今から考え中です。
長期休暇は共働きにとってまさに小学校の壁!
学校の準備がなんだかんだで大変
持ち物が一気に増えます。
毎日授業があるので、持っていくものが日によって違います。
1年生はまだ字が読めないので親と一緒に準備することになります。
学校でも1年生の忘れ物は親の責任ですという話がありました。
このとき、親がかってに準備してしまうと、これから先、子どもが自分で準備することが出来ないので、子ども主体でやらせながら、忘れ物がないかチェックしていきます。
この、「子ども主体」で手助けと言うのが、なかなかめんどうで時間がかかる・・・・。
人に何かをやらせるって時間がかかりますよね。
ここをしっかり指導して行くことでそのうち自分だけで準備できるようになって行きます。
小学2年生になった今は、息子は自分で準備をしていきますが、最後には確認しないと忘れ物をしていることがあるので、まだまだ手はかかります。
忘れるのも勉強の一つとは思うのですが、あまり忘れ物があると授業に支障が出るようで先生から定期的に、親が忘れ物がないかチェックしてあげてくださいとプリントがきます。
行事が殆ど平日
入学当初は日曜参観がありましたが、その後の参観日は全部平日です。
PTA活動もいろいろありますが平日。
1年生だと親が参観に来ていないとがっくりします。
出来るだけ行くようにはしているのですが、行かなかったりすると、
「どうして来ないの!!」と怒られます・・・・。
私は平日休みなので、行事への参加は、むしろ楽になったのですが、土日が休みのママさんは、やりくりの工夫をしていました。
参観日の日は半日有休を使ったり、仕事中少しだけ抜けたりとされているようでした。
パパが参観に来ている家庭もあって、共働き家庭はお互いに協力して参加しています。
共働き家庭に必須なのは学童保育(児童クラブ)
スポンサーリンク
スポンサーリンク
夕方になる前に終わってしまう小学校。
共働きの私たちになくてはならないのが学童保育です。
学童保育は小学校が終わった後に子どもたちの世話をしてくれます。
宿題をしたりおやつを食べた後は自由に遊んでいます。
地域によっては学童も待機児童がいるところもあるようで、働く親は本当に大変。
普通、学童保育は市町村が主体となってやっているので、月にかかる料金も3000円と安いです。
利用できる学年は3年生までのところが殆ど。
ただ、子供の安全を心配する面から6年生まで受け入れようという自治体も増えています。
息子の学年が上がるまでにはそうなればいいな・・・と思っています。
4年生からも学童に預けたい、また公的な学童保育に待機で入れなかったときは、民間での学童保育もあります。
こちらの場合は利用料金は数万円と高くなりますが、遅い時間まで預かってくれたり、夕食サービスがあるので、どうしても仕事で遅い時間にしか帰れないという人には助かります。
学童保育ですが、子どもによってはなじめないということもあるようです。
保育得園のように先生たちが張り付いて様子を見ているわけではないのと、子どもたちそれぞれに自我が芽生えてきているので、喧嘩なども起こります。
小学校に入ったばかりで子どもは不安を抱えていいるので、自分も大変ですが、子どもの心のケアも大切になってきます。
学校や学童で多少嫌なことがあっても、それは一つの経験です。
いつまでも親が介入することは出来ません。
目に余るようないじめなどがあったときは、全力で親が出て行かなければなりませんが・・・。
低学年でのトラブルは些細なものが多く、親がしっかり子どもの気持ちを受け止めてやることでいつの間にか解決するというパターンもあります。
嫌がるから仕事をすぐに辞めることを考えるのではなく、様子を見ながら親子で解決策を考えていくのが良いではと感じます。
実際に我が家も、小学校1年生の後半に友達から仲間はずれにされているということがありました。
子どもからそういう話を聞くのはひどく辛いものですが、息子の場合は、私たち親に話したことで、安心した感じでした。
結局、学年が上がったことをきっかけに、仲間はずれはなくなったようです。
友達と喧嘩して、あいつとはもう遊ばないと言っていたのに2、3日後にはけろっと遊んでいたりします。
学校での様子が見えないだけに、子どもがどんな表情をしているか、食欲はあるか、お友達との喧嘩で学校に行きたくないほどなのか、注意深く見るようにしています。
小学1年生はまだまだこども
スポンサーリンク
小学校に上がると、一気に成長した感じがします。
子ども自身も、「もう、一人で何でも出来る!」と思っているところがあります。
でも、実際は、返事はしっかりしたものの、内容を忘れてしまったり、危機管理がまだまだだったり・・・。
たとえば、我が家はこんなことがありました。
学童を休むので行かずに家に帰ってくるように、朝話しました。
息子は「うん!わかった。帰ってくるね」tしっかりした返事。
しかし、時間になっても帰ってきません。
学校が終わった後、学童に行くお友達について行っていました。
朝話したことをうっかり忘れていたようです。
また、夏の暑い日、学校が臨時下校になりました。(そういう時は、学童もお休みになります。
仕事だったので、何とかやりくりして私は早退。
帰宅すると、熱い中、家の窓を締め切り、クーラーも付けず、水も飲まないで、汗をだらだら流しながら、遊んでいる息子が・・・・。
室温は34度。
私帰宅しなかったら、熱中症で倒れていたのではと思います。
そのとき、まだ、長時間ひとりでいさせるのは危険だ・・・と心底思いました。
しっかりしているように見えて、そして、ひとりでできることが増えているけれども、まだまだ、本当に子どもです。
他にも、台風の前で増水している川に友達と遊びに行って、近所の方に学校に通報していただいたことがあります。
このときは、心臓が止まるかと思いました。
学校から電話で、「息子さんが川に行ってまして、ご近所の方から・・・」と言う始まりで電話があったので、川に落ちて病院へ運ばれたのでは!?と思って、本当にドキドキしました。
息子に何かあったのではと声が震えそうでした。
幸い、ご近所の方から連絡をもらった学校がすぐに川へ行き、息子たちを家に帰してくれたので、事故にはならずに済みました。
台風のときに川が危ないという「危機感」を持つことができていなかったのです。
今までひとりで行動することがなかったので「危ない」という説明をしっかりしてなかったのです。
この後、命に関わる危険がある事などを息子に説教を交えて説明しました。
学校の話でも、1年生は、行動範囲が広がったぶん、事故が多いということです。
頼るところを決めておく
学校が臨時休校になったり臨時下校になったり、そういうときに備えて、頼るところを決めておく必要があります。
祖父母にお願いする
手軽でママや子どもに負担が少ないのは祖父母にお願いすること。
小学生になれば、ある程度聞き分けもあるので、祖父母の負担も少ないです。
私の周りでも祖父母の協力を得ながらやっている家庭が多いです。
近所の人に頼む
近所におなじ小学校の方がいたりすると、子どもたちを通して話す機会も増えていきます。
普段から親しくなっていることで、いざといとき、自分が帰宅するまでの時間、息子を見ててくれませんか?とお願いすることが出来ます。
私も近所付き合いは苦手なんですが、子どもたちは仲良くなるもので、かってに遊びに行ったりきたりしています。
その延長上でうまくやっていく感じです。
保育園に頼み込む、または、小学生でも使える託児所を使う
小学校に上がってから数回、保育園にお世話になったことがあります。
どうしても息子を見る人がいなくて頼み込みました。
また、ショッピングセンター内の託児所は9歳くらいまで預かってくれるところもあるので、あらかじめそういうところを探しておくのもよいです。
タクシーで職場まで来させる
「子育てタクシー」と言うのがあって、あらかじめ登録をしておくと子どもだけでも目的地に連れてきてくれるタクシーサービスがあります。
私はこれに登録しておいて、学校は下校になったけど、私も夫も帰れない。
まだ、ひとりでのお留守番が不安。
そういうときに利用しました。
タクシーで職場までつれてきてもらいました。
登下校や留守番の注意点や安全対策
スポンサーリンク
小学1年生になったばかりのときは、一人での留守番が不安だったので、学童が終わった後、タクシーで職場まで来るように手配したり、夫に残業をせず早く終わるようお願いして迎えに行ってもらったりしていました。
1年生も後半になってくると、そろそろお留守番も大丈夫な感じになってきます。
下校した後、お友達と遊びたい!と言い出してきます。
登下校中の不審者に対する指導
学校配信の情報がリアルタイムで届くメールがあってそれに登録しているのですが、頻繁に「不審者情報」が送られていきます。
下校中の子が声をかけられた、腕をつかまれた、何かをかけられた、などなど。
田舎でも昔と違って安全とは言いがたい治安になってきています。
子どもが一人になる時間帯はすごく心配ですが、仕事もあるので、いつも付きっ切りと言うわけには行きません。
普段から子どもにしっかり教えていくことで危険を少しは回避できるのではと考えています。
実際に、声をかけられても、走って逃げたり、大声を出して逃げることで事件に繋がらずに済んだということも起きています。
不審者は目立つことを嫌いますので、大声で走って逃げる子を追いかけることはめったにないようです。
●声をかけられてもついていかない。すぐににげる。
最近多いのは「お金を上げるからおじちゃんと来ない?」と声をかける事例です。
他にも「お父さんが呼んでいるから送っていくよ」など。
子どもには、知らない人、知っている人でも声をかけられたら、すぐに離れるように言っています。
「一緒においで」と言うのが一番危険だと。
ママやパパが事故など何か合った場合、祖父母もしくは学校の先生以外が息子に声をかけることはないと説明しています。
なぜ危険かというと、子どもの絡んだ事件が実際に起きていることを話しています。
すごく悪い人が世の中にいること。
こどもの力では抵抗しても勝てないので、逃げるのが一番良いこと。
話しかけてきた人に対応せずにすぐにその場を去ることなど。
●友達の親でも車に乗らない
残念ですが、ニュースで、親が友達の子を・・・・という事件が起きています。
また、他人の車に乗って、万が一事故にあったときは、被害者加害者ともに大きな傷を負うことになります。
両面を含めて、友達の親が「送っていこうか」を言っても、私たち親が許可を出していない場合は車に乗ってはいけないと伝えています。
学校でも不審者に対する指導はしていますが、もう一度過程でもしっかり教えておくことが大事です。
1回では理解しないし、忘れてしまうので、不審者情報が出るたびにいいきかせています。
留守番中のルール
●家に帰ったら鍵をしっかり閉めて、誰かきてもでない。
まず、家の鍵は外から見えないところに付けています。かばんの中です。
そして、家に帰宅したら玄関の前で鍵を開けるのではなく、倉庫があるので、そこで鍵を出して、ささっと開けるように言っています。
家に入ったら鍵をしっかり閉めて、誰か来ても絶対に出ないこと。
ピンポーンとなっても応対もしないように言っています。
●親がいないときは友達を家に上げない
友達と遊ぶようになりますが、私たち親がいないときは家に上げてはいけないと言ってあります。
親がいないときに友達を家に上げて、万が一怪我をしたときが大変なのと、家にあるものがなくなった時に、そのお友達を疑うことになるので、それを防ぐためです。
息子はきっちり守っているようです。
●遊びに行くときは鍵を閉めてから、約束の時間までに帰宅する
1年生後半になると、学童から帰宅後、友達と遊ぶことが増えてきました。
その際、鍵をかけないまま遊びに行っていることが何度かありました。
また、遊んでいて時間を忘れていつまでも帰ってこない。。。
何かあったのではないのかと慌てて探しに行くことがありました。
我が家は携帯を持たせていないので、事前にどこに遊びに行くのか、しっかり言ってから遊びに行くようにしています。
それから、時計を持たせるようにしました。
そして、帰る時刻にアラームがなるように設定しています。
学校全体で友達と遊ぶ時間の指導があるので、2年生になると、周りの友達も、時間だから帰らなきゃという雰囲気で、みんなで同じ時間に解散となるようです。
おかげで、帰ってくる時間をきっちり守っています。
夏場は18時までに帰宅。冬場は17時というルールです。
冬は学童から帰るのが17時なので、遊びに行く時間がないのはちょっとかわいそうですが、私が平日休みの日に遊びに行かせるようにしています。
まとめ
今回の記事はいかがだったでしょうか。
保育園から小学校へ上がるときは心配なことがたくさんあります。
不安はありますが、こどもの自立への一歩です。
どんどん子どもは成長して、少しずつしっかりしてきます。
不安なのは最初の半年。
そこを過ぎれば何とかなります!
働いているママさん、がんばりましょう^^
小学生になる前のお子さんをお持ちの働くママはこちらの記事もどうぞ
スポンサーリンク