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仕事に復帰した後は、育児休暇中のように時間はありません。
育児休暇中にがんばって家事をしていると、夫は、そのペースに慣れてしまっています。
朝はあなたが準備した朝食をゆっくり食べて、帰宅したらご飯を食べて、子どもとちょっと遊んで寝る。
旦那様にとっては、そういう生活が、当たり前になっています。
妻が仕事復帰した後も、同じような生活が続くと思っています。妻が仕事復帰をした後、大変になるとは、なんとなく思っていても想像がうまくできません。
育児休暇中、趣味を楽しんでいる夫は妻が仕事復帰して忙しくなっても趣味を当たり前のように続けようとすると思います。
自分の自由がなくなるなんて思ってもいないのです。
そして、一日中、赤ちゃんと一緒にいるわけではないので、俺は一日中会社に拘束されて働いているのに、かわいい子どもと遊んでて、子育ての何が大変なの?
と子育ての大変さが全くわかっていないことさえあります。
夫の協力なしに働くことは無理だと思います。
協力がないと、「こんなんだったら、離婚してシングルの方がまし。夫の世話がない分もっと楽になる」と思う日がくるでしょう。
そうならないためにもこちらの記事を参考にしてみてください。きっとヒントになるかと思います。
時間と心にゆとりがある仕事復帰前に話し合う
実感してみないとわからない、仕事復帰後の生活ですが、事前に話し合うことで、ある程度スムーズに仕事復帰をスタートし、ぶつかる回数を減らすことはできます。
もちろん、話し合って、いろいろなことを事前に決めたとしても、実際の生活がスタートすると、思いもよらないことが出てきたり、思ったよりもお互いの負担が大きくなったりと問題が出てくるので、それはそのつど話し合うようにします。
子育ては柔軟な方向転換がコツです。はじめに決めたことも、あ、無理、と感じたらやめてしまえばいいです。
責任感が強い女性や、まじめな方ほど、がんばって、できない自分を責めてしまいがちなので、こんなに自分を甘やかしていいのだろうか、と言うくらい甘やかしても良いと思っています。
ママが病気になってしまっては元も子もありません。
「私が我慢すれば良い」とは思わないほうが良いです。自分だけ我慢していると「これだけやっているのに」「何で気づいてくれないの」と不満が募ってきます。
基本的に男は鈍感です。浮気をしたとき、女性が浮気をしても男性は殆ど気づかない、逆に男性の浮気はすぐに女の感で気づくと言うくらい、男性は言われないとわからない生き物です。
私が辛いも思いをしてがんばっているのだから夫はそれに気づいているはず。と思ってもまず気づきません。
だから、思ったこと、気づいたことは感情的にならないように気をつけながら伝えた方が良いです。
まあ、私の夫が特別鈍感だったのかもしれませんが。。
例えば、こんなことは日常茶飯事です。仕事から帰宅すると、朝、畳む時間がなかった洗濯物が山盛りになっていました。
夫の方が早く帰宅していても、彼はそこに座って、ぼ~っとテレビを見ています。
で、私が帰宅したのに気づくと、満面の笑みで「お帰り~!」
私からすると、え?目の前に洗濯物があるのに、どうしてテレビ見る余裕があるのに畳まないの??
と思ってイライラするのですが、本当に悪気なく気づいてないのです。
一言「洗濯物畳んでくれると助かるな~。」というと、「あ、そうだね」と畳んでくれます。
機嫌が悪いと「今、畳もうと思っていたのに」と言います。
小学生の息子を見ていて思うのですが、息子も、目の前にやることがあるのに、気づきません。
そして、することを言うと、あ、と気づいてやり始めます。機嫌が悪いと、「今しようと思ってたのに!!」と怒ります。
「男は永遠に子ども」
と言うことを何度も目にしました。そして、褒めると喜んでもっとやってくれます。私の夫だけでしょうか・・・。
具体的に話し合う内容について
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保育園の送り迎え
まず、夫のタイムスケジュールと、自分の復帰後のタイムスケジュールを書き出して見ます。
書くことで具体性が出て、よりシュミレーションしやすくなります。
どれくらい出勤前、帰宅後に使える時間があるのかが見えてきます。
そうしたら、まずはどちらが保育園の送り迎えをするのかを決めます。
大体、遅い方が送っていくことになるとは思いますが、朝、女性は化粧に時間がかかります。
そして、殆どの家庭では朝ごはんの準備も女性です。
化粧する時間も出勤時間に逆算して加えたほうが良いです。
例えば、7時に出れば間に合うけど、化粧に30分かかるのなら、6時半に出るのと同じと言うように。この化粧の時間は、男はしないのであまりわからないようです。
女性は髪形をまとめるのにも時間がかかります。
私は、こどもの面倒を見ながら化粧をするというのはすごくストレスがたまりました。
自分を見つめる唯一の時間に没頭できないのです。
母モードから、仕事モードへの切り替えがスムーズに行かないのがいやでした。
そういうことも考慮しながら、今度は迎えに行くのはどちらかを決めます。
保育園の迎えに間に合うのなら、私は父親が行くのいいのではないかと思っています。
なぜなら、帰宅すると、女性は夕飯を作ります。
そのための力を残しておきたいから。父親が迎えに行けば、その分の時間が使えます。
だんな様が作ってくれるのなら自分が迎えに行くと良いです。
そして、保育園に通いだすと、わかるのですが、迎えにいくと、こどもは大喜びで抱きついてきます!
この瞬間はたまらなく幸せな気持ちになります。
ママ大好き!パパ大好き!と親の姿を見つけると、今までしていた遊びもやめて、一目散にかけて来るのです。
大好き、愛している!と全身で表現してくれます。
そんな至福の体験を夫にしてもらうことで、子どもへの愛情がどんどん膨らむと思うのです。
どうしても、子どもはママっこになりがちです。
それはママと接している時間が多くなるから。
中には子どもに嫉妬してしまう旦那様もいるようです。
でも、小さな自分の子どもが無条件に自分への愛情を示したら・・・・
父親としての自覚と、愛情が大きくなるのでは。
誰だって、必要とされて愛されたいと思っています。
もう一つ、時間短縮を使っても時間がないことに気づきました。
私は仕事復帰後、1時間の時間短縮を使っていたので、保育園に送るのも、迎えに行くのも自分でしていました。働く時間が短いから、それが当たり前だと思ったからです。
そうしたら、1時間短縮しているのに、余裕がなさ過ぎて爆発しました。
朝、朝食の準備をして、片付けて、やっと子どもを着替えさせて、自分も仕事の服に着替え、化粧、子どもを送り届けて、仕事をして、子どもを保育園に迎えに行って、夕飯の買い物や準備。。
そんな事をしていたら短縮した時間なんて、あっという間に消えてしまいます。
帰宅して、保育園の荷物を片付けてバタバタとご飯を作っていたら、夫が帰宅。
夫は帰宅したらすぐにテレビ。
なんだそりゃ~!!!!
私は一回も腰を下ろしてないのに。
と切れそうになることが何度もありました。
夫は、私が仕事に復帰しても、復帰前となんら変わらない生活をしていました。
これじゃいかん、と思って話し合い。私の仕事は夫よりも早く終わりますが、保育園に、迎えに行くのは夫にしてもらうことにしました。
延長保育を使うことにはなりましたが、このまま送り迎えを全部私がしていては、ストレスで笑顔が作れないと思ったのです。
夫に保育園に迎えに行ってもらうことで、短縮した1時間、まるまる自由な時間になりました。
その1時間を使って夫が帰るまでに夕飯作りが終わるようになりました。
そうする20分くらいお茶を飲んで、いすに座る時間を作ることができました。
その時間がが子育てと仕事の疲れを癒してくれました。
時間短縮しているのに保育園に迎えに行かないことを批判する人もいるかもしれません。
でも、そんなの、「人に言わなきゃいいのです」言わなければ誰もあなたを責めません。
時間を短縮した分、給料は減らされてます。
延長保育をお願いした分、お金を払っています。
周りに負担をかけていると言っても、誰だって負担はかけています。
仕事で負担をかけるのと、料理する時間と自分の休憩時間をとるために負担をかけるのと、周りにかかる負担は同じです。
子育てと仕事を両立するためにはとにかく自分のストレスや疲れを減らすことが一番だと持っています。
こんな感じで、我が家のお迎え担当は、当初決めたところから変更しつつ大体決まってきました。
その後、夫の帰宅が21時を過ぎるようになったので、また変更することにはなったのですが・・・。
最初の計画から無理をしないで、頼れるところはだんな様に頼ってシュミレーションをしてみると良いと思います。
家事の分担を決める
育児休暇中、殆どの家事をあなたがしていたかもしれませんが、復帰後はそれは無理です。ある程度どの家事をどちらがするか目安をつけておくといいです。
ただ、これも絶対ではなくて、臨機応変にその場その場で話し合っていく必要があります。
できれば家事は休暇中から分担しておくと、復帰後がスムーズです。
例えば料理は私がするから、後片付けはお願いね。
夫が得意そうな分野を頼むと良いです。料理が得意なら料理を、洗濯が得意なら洗濯を。
綺麗好きなら掃除をと言うように。
私はよく、食事が終わったら「息子と遊んで、保育園の準備をするのと洗い物をするのどっちがいい?」
「息子とお風呂に入るのと、洗い物どっちがいい?」
子どもに絡めたこととで、選んでもらっていました。
子どもの相手をしててもらうと、家事ははかどりますし、夫が子供の相手をしたくないときは家事をしてもらいます。
どっちがいい?と聞くので、どちらかを選ばざるを得ないのです。
そうすることでうまく家事や子育てに参加してもらっていました。
たまに、自分も夫も疲れていて何もしたくないときは、放置できる家事は放置して、どうしてもしなくちゃいけないことは「じゃんけん」で決めたりもしていました。
意外にそうすると喧嘩にはならなかったです。
あと、掃除など細かなことは、「気づいたほうがする」にしていました。
人に「やって」と言うより、気づいた方がするのが楽です。自分が、気にならなければしない。気になればする。
このあたりは、夫婦の綺麗好き度合いがずれすぎていると難しいかもしれません。
夫に家事をやってもらうコツ
それから、夫に家事をやってもらうときは、絶対に口を出さない方が良いです。
せっかく洗濯物を干してくれたのに「あ~、そんな干し方はしわになる」とか、食器を洗ってくれた後、「あ~、ここがまだ汚れている」とか。
つい言いたくなっても、ぐっと我慢です。
男は「自分は完璧にできている」と思っています。
意見を言っても文句を言われていると思って気分を害します。文句を言うならお前がやれと言い出しかねません。
子どもに対しては褒めますよね。ちょっとお手伝いしてくれたら「わ~ありがとう!ママ、助かったわ。上手にできたね~」
あれと一緒だと思います。
家事になれていない男性は最初はアラが目立つかも知れませんが、やっているうちにうまくなります。
女性は広く浅くいろいろなことを同時に行うことが得意ですが、男性は一つのことを集中してする能力が高いです。
お任せしていて、やる気になれば、あっという間にあなたより家事能力が上がることも考えられます。
そうするとしめたものです(笑)
今回の記事はいかがだったでしょうか。
なんだか我が家の暴露話で、参考になったかどうか・・・・。
こんな家庭もあるんだと思ってもらえれば。。。。
最後までお読みいただきありがとうございます。
我が家はこんな風にやってますよと言うのがあったら、ぜひ教えてください^^
子育てと仕事を両立するためのヒントをまとめています。
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