スポンサーリンク
ぎっくり腰というと、なんだか年配の人がなると思っていませんか?
実は、初めての育児でなれない体勢を繰り返すママはぎっくり腰になる危険性が高いのです。
ぎっくり腰は、経験した方はわかると思うのですが、本当に、痛い!!
少しでも動かすと激痛が走りますし、ひどくなると立ち上がることさえ出来ません。
我が家もつい先日、夫がぎっくり腰になり、3日間寝ても立ち上がることさえ出来ず、とうとう救急車を呼んで入院しました。
救急車を呼ぶことはかなり迷いましたが、相談したところ、3日間も全く動けない状況で、食事も排泄も出来ないのなら、呼んでくださいといわれました。
実際、家に来ていただいた隊員の方に、「ここまでひどいならもっと早く要請して頂ければよかったのに・・・」と言われましたよ。
夫の場合は、すぐに病院へ行かずに様子を見すぎたためか、結局完治までに2週間。入院期間は5日間でした。
腰は、人間の身体にとってとても重要で、侮るととんでもないことになってしまいます。
ママジュレ目次
ぎっくり腰の原因

ぎっくり腰になる原因の一番は「姿勢」です。
腰や背中に負担のかかる姿勢をとり続けることで、腰の筋肉が疲労して炎症を起こすことで起こります。
重いものを持った、無理なことをした場合だけではなく、知らず知らずに筋肉への疲労が積み重なり、ふとした瞬間にぎっくり腰になります。
ママがぎっくり腰になりやすい理由
赤ちゃんのお世話、殆どすべてといっていいほど「前かがみ」になります。
この前かがみの姿勢は、想像以上に腰に負担をかけています。前かがみになると骨盤が後ろに倒れた状態になってしまうので、腰への負担が大きいのです。
赤ちゃんを抱っこして、赤ちゃんの顔を覗き込むと、猫背にもなってしまっています。
普段から負担がかかっている状態のところに「意識しない行動」をすることで「ぎくっ」となってしまうのです。
ぎっくり腰を予防するためにママができること
スポンサーリンク
オムツを替える時はベッドの上で
予防のためには、ベッドなど、赤ちゃんをある程度高さのあるところにおいてオシメを替えたほうが良いです。
ベビーベッドがあればベストですが、ないときは自分たちが寝ているベッドにやソファーに寝かせて膝をついて替える感じです。
その際、赤ちゃんが落ちないように注意してくださいね。
抱っこは膝を使う
赤ちゃんって思ったより重いですよね。
重いので、腱鞘炎になったりもします。産後の腱鞘炎は重さだけではなくホルモンバランスも関係しているようです。
→新米ママがなりがちな育児中の腱鞘炎の対策と治し方
赤ちゃんを抱っこするときは、そのままかがむのではなく、しっかり膝を曲げて重心を下げてから抱きかかえます。
腕だけで抱きかかえるのではなく、ゆっくり身体全体の力を使って抱き上げるようにします。
赤ちゃんを抱っこするときだけではなく、たとえば、顔を洗うときなど、前かがみになるときは膝を曲げるようにします。そうすることで腰への負担が減ります。
起きるときは横向きから
寝た状態から起き上がるときは、まっすぐがバット起きることはしないでください。
寝起きに直線的に起きると、身体がまだ、柔軟でない状況であるのもあって、腰への負担が大きくなります。
起き上がるときは、仰向けになり、膝を立てて、横を向いて、手をついて、四つんばいになってからゆっくり起き上がります。
腰痛がないときでも普段からこのように起きることで腰への負担を軽減することが出来ます。
授乳は背もたれのあるところで

何も背中にない状態で授乳をすると疲れませんか?
授乳は長い時間前かがみでしかも赤ちゃんの重みも加わるので負担が大きい動作です。
おっぱいを吸わせる為に前かがみにもなってしまいます。
授乳は壁やソファーにもたれて、授乳クッションなどで、赤ちゃんの口をおっぱいの位置まで持ってきて、自分がかがみこまないでいい状態でします。
子供の食事は向かい合って
離乳食を食べさせるとき、机の位置などで、どうしても隣に座って食べさせたりします。
実は腰は「ひねる」ことに弱い部分です。
出来れば、食べさせるときはまっすぐ向かい合うように。私は子供用に小さな机を準備してそこで食事をさせていたので横について・・問うことはしませんでした。
座るときは骨の位置に注意
座った後に、左側のお尻の下に手を入れます。そして、体重をかけた状態で、すっと左後ろに抜きます。
右側も同じように。そうすることで、骨盤が立った状態になります。
座ったときに、お尻の先っちょの骨が、いすに当たらないように座るのがポイントです。この座り方は、ぎっくり腰の予防だけではなく、肩や背中の痛みを予防するのにも効果的です。
ぎっくり腰になってしまったら
スポンサーリンク
ぎっくり腰になってしまったら、とにかく安静にするという以外ありません。
ぎっくり腰になったら、まずは冷やして安静にします。痛みが和らいだら、早めに病院へ。
炎症で痛みが出ているので、炎症が落ち着かない限りは治りません。
自力で治ることもありますが、ひどくなると無理です(夫がそうでした)
痛みが出るということはそれ以上動かないで!!というからだからのメッセージです。ここで無理をすると慢性化したり、悪化したりしてしまいます。
そうはいっても赤ちゃんの世話が・・・と思われるかもしれませんが、どうか、周りに頼ってください。
まずは夫、夫が無理なら実家、それが無理なら公的な施設や民間の施設。
殆どの市では、母親の様々な事情に対し子どもを一時的に預かる「一時保育」と言うものを実施しています。
また、ショートステイといって子供を泊まりで預ける施設もあります。
こちらの記事で詳しく書いています。
→一人になりたいと思ったときにとるべき行動
育児に疲れたママ向けに書いたものですが、病気のときももちろん使えます。
子育て中のぎっくり腰体験談
パパに協力してもらって乗り切った
子供とダンスをしていたら・・・

もう2週間ほど経ちますがまだ少し痛みます。子どもを抱っこしたまま慣れない動きはしないように気を付けようと思います。
実家に助けてもらった
幸い実家が近く、実母に子供を預けられたのでしっかり療養する事ができました。
形成外科での診察を終え、痛み止めを飲みながら約一週間程で治癒しました。それからは、「急がば回れ」という諺があるように、急いでいる時こそ慌てず冷静に行動して無駄な怪我をしないように意識して生活しています。
片方だけに負担がかかっていた
いつもは右側で抱っこをするのが癖だったので腰に特別な負担がかかっていたのかもしれません。
バランスよく抱っこをするようにしました。とても辛かったのでもうこりごりです。
身体の疲れからぎっくり腰に
あとは、抱っこの時はドンって座られたりしないようにしたり。
一緒に寝る時も寝相が悪くても追いかけられないので、モコモコの服を着せておいていちいち布団に戻さなくても大丈夫なようにしました。
赤ちゃんのお世話をしているとママはどうしても無理をしがちですよね。
長引かせないように、また、ならないようにいろいろ工夫していきましょう。
ぎっくり腰のほかにも腱鞘炎やら睡眠不足やら、目の下のくまやら・・・。産後は色んな体のトラブルが起きがち。
ママを取り巻く健康問題をまとめてみました。
追記☆効果があった本!!

もう、息子を抱っこすることもないのに・・・・腰を痛めてしまいました。
痛める前から時々、腰に、電気が走ったような痛みがあったのですがどうやら「ヘルニアになりかけ」とのこと。
で、ある日、長時間パソコンをしていたら腰が痛い・・・。前かがみになると辛い。
そんな中自分で出来る、腰痛を改善する、防ぐ方法を書いている本を見つけました!
「ロビン、マッケンジー」という方が書いている腰痛改善マニュアルというものです。

中身は大きめの字てとても分かりやすく書いているのですぐに読めました。
本の中のエクササイズをいくつかためして1週間、かなり良くなりました!!
正しい姿勢や座り方など、腰痛を予防するための対策が分かりやすくかいていたので買ってよかったです。
まさか、こんな簡単なエクササイズで改善するとはびっくり。
私はぎっくり腰のときにやってないのでわからないですが、本にはぎっくり腰にも良いと書いてありますよ。
腰痛に悩むママにとってもおすすめです。
スポンサーリンク