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こどもが少しずつ成長してくると頭を悩ますのが「ゲーム機」について。
ここでは、我が家がどのゲーム機を購入したか、その理由と、家庭でのルール決めを失敗談とともに書いていきます。
持っていないこどもはいないというくらいのゲーム機。
子供にさせたくないのが本音ですが、そうは行かないのが現代ですね。
ゲーム機に関するルールは家庭によって違います。
我が家も子供の様子をみながら試行錯誤の毎日です。
ママジュレ目次
ゲーム機はいつから買い与えたか
息子がDSを欲しがったのは、保育園年長さんのころです。
友達が持っていることを知って、欲しいと言い出しました。
そのころは時計も読めなかったし、まだ早いと思ったので買いませんでした。
買ってあげたのは1年生の終わりころです。
保育園の集まりで見た異様な光景
保育園の卒園指揮の後、保護者や園児が集まって「謝恩会」がありました。
乾杯して、先生方を囲いながらいろんな思い出話をして・・・としていたのですが、集まりの後半。
数人の子供たちがDSを持ってきていて、ゲームを始めたのです。
それに群がる子供たち。
大人は放置して飲んでいて、子供はおしゃべりもせず、ゲームをやっている子を覗き込む。
せっかくのみんなの集まりなのに、ゲームを持ってきている場所だけに人が集まり、ほかの事で遊ばない。
正直、この光景、気持ち悪かったです。
みんなでわいわい集まる場所にDSを持ってくるなよ・・・と思いました。
保育園児なので親がいいと思って持ってこさせているのですよね。
ゲームを出来ない子はつまらなそうで、ほかの事をしようといっても、ほとんどの子がゲームに夢中。
自分も気をつけようと心から思いました。
ゲーム機を買う条件
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ゲーム機を買うために必要なことを息子に教えていました。
●時計が読めること
●自分でやめることが出来ること
●宿題を終わらせてからすること
1年生になったばかりのころは「時計の読み方」がよくわかっていませんでした。
なので、たとえば、「30分だけ」だよといっても、どのくらいが30分なのかさっぱり。
息子には自分で時間が管理できるようになるまで買いません!
と言っていて、実際に管理できているかは、「テレビの時間」で様子を見ました。
我が家のテレビの時間は1時間だったのですが、自分でそれに気づいて守れるかを見ていると、
1年生の終わりになったころ「あ、もう1時間たつからテレビを消すね」と自分でできるようになってきました。
テレビをどうするかについてはこちらの記事をどうぞ
DSを買わざるをえなくなる
我が家は買うのはかなり遅い方。
保育園年長のころ、すでに持っている子がかなりいたのですが、我が家は、夫婦ともにゲームをしないので、買わなくていい、と思っていて、工作やお絵かき、トランプなどゲーム以外のもので遊んだほうが良いという考えでした。
1年生も後半になると、お友達が増えてきて、学校から帰ると遊びに行くことが多くなってきます。
子どもの友達、殆ど全員?と行っていいほど、DSを持っています。
大人にとっての携帯や冷蔵庫と同じレベル。
必需品って感じでしょうか。
おおかた、wiiuも持っています。
もちろん学校には持っていけませんが、話す内容がゲームだったり、公園に行けば、ゲーム機を持って集まったり。
もちろん、サッカーなどもするようですが、休み休みゲームが入る。
公園とかでたむろってゲームをさせるのが嫌だったのと、親の監視下にあるからと思ってwiiuを買ったのですが、結局3DSを買うことになるので、失敗したと思っています。
友達と遊んで帰ってきた息子が、「僕だけみんなとゲームができない!!」「仲間に入れてもらえない!」と言うようになってきました。
また、3DSを持っている友達の家に遊びに行くんです。
友達と遊びたいのではなく、ゲームしたいがために。
お友達と、二人で対戦とかできればいいのでしょうけど、うちの子は持ってないので、友達がやっているのを貸して貸して!とお願いしてやらせてもらう。。。みたいな。
お友達も嫌でしょうし、息子もこびる感じになってしまっていました。
その状態がすごく嫌でした。
立場が一緒じゃなくなっちゃうのですよね。
そのころ、ちょっと学校生活の友達関係で悩みがあったので、より、そう思いました。
ゲームの家庭内ルール
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DSを購入するにあたって、息子と話しあい、ルールを決めました。
●ゲームは一日30分まで
●日曜日は1時間
●学校宿題、準備すべて終わってから
と言うのが決まりです。守れなかったら没収。
ちなみに、日曜日は1時間と言うのは息子からのお願いで承諾。
ゲームする日も初めは週に3回だけとしていたのですが、息子がそれだとゲームが進まないから毎日にしてくれと言ってきたので、毎日していいことにしました。
一方的にこちらが条件を決めるのではなく、子どもと話し合うことで息子も納得するので、きちんと守っています。
買ってからの様子
大喜び!
もう、めちゃくちゃ嬉しそうでしたね。
ゲームをしたいがために、勉強も集中しててきぱきするようになりました。
ただ、時間管理については、私が声をかけないと時間に気づかず、ずっとしていることも多かったので、こちらが声かけをするようにしていました。
実はそれほど遊んでいない
どうやらゲーム自体が好きと言うより、友達と遊ぶための道具の一つという位置づけのようです。
ムスコはゲームをするより、折り紙でロボットを作ったり、工作をしたり、虫の観察をしたりということのほうが楽しいようで、2日に1回ゲームするかしないか。
高かったのに・・。
貧乏性の私としては買った分は使いこなして欲しいという気もちと、親として、ゲームばかりするようにならなくて良かったと思ったり、微妙な気もちです。
妖怪ウォッチが中心
ソフトはあまり持っていません。
持っているのは「妖怪ウォッチ」「ポケモン」だけです。
妖怪ウォッチは新しいのが発売されると必ずねだられます。お友達がその新作ソフトでゲームするのでバトルするためには同じソフトが必要みたい。
ソフトの値段の高さに、私は全くゲームをしないのでびっくりしますよ。新作情報は息子がいつの間にか仕入れてきて、これ、そこのセブンイレブンで予約できるからなど教えてくれます。
Wii Uが失敗だった理由
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最初のころ、DSを買うかWii Uを買うか迷って、Wii Uを買ったのですが、大失敗。
●妖怪ウォッチが出来ない
はやりまくっていた妖怪ウォッチがWii Uにはありません。意味なし!!
●親はゲームをしない
私たち夫婦は全くゲームをしないので、息子のみです。
でも、息子のゲーム時間は30分。
DSで終了。
最初のころこそ、マリオなど私も楽しんだのですが、何しろ飽き性。1ヶ月もしたら全く興味がなくなりました。
Wii Uはユーチューブをテレビで見れると言う機能以外使うことがないまま放置。
●持ち歩けない
友達とゲームがしたいのに、もっていけない。
家でWii Uする子も友達とはDSで遊ぶのが主流
以上の理由から、無用の長物となったWii Uは息子に内緒で売ってしまいました。
(まだ気づいていない様子)
所持期間1年・・・。
もったいなかった。
こどもが欲しがる理由でこれから購入を検討する方には迷わずDSをおすすめします。
ゲーム機の弊害を知った出来事
2年生も中盤に入り、少々子どもが口達者になってきたある日のできごとです。
何か言うと「でもさ~」「今しようと思っていたのに!!」「そういうママは・・・」
などなど、口答えが増えています。
どうやらわが子だけではなく、クラス全体が今、そういう雰囲気のようです。
家では基本的な宿題や勉強はきちんとしていましたが、ゲームの時間がだんだん守れなくなっていました。買った当初はそれほど遊んでいなかったのですが、2年生になりゲームの面白さに目覚めてきたようで、一人でDSをすることも増えてます。
ゲームをしていると静かなので私もついつい、放置しがちになっていました。
このころ、息子は横柄な態度や、すぐすねるなどという態度も見えたり、また、若干本人もわからないようなイライラがあるような感じもしていました。
でも、私はある程度放置していました。
そうしたらあくる日・・・。
私が仕事から帰ると、DSやらWIIUやらその他メダルやおもちゃ全てがゴミ箱に!!!!
びっくりするのと、仕事で疲れてこの状態って勘弁してくれと思いましたが、とりあえず夫の話を聞くことに。
話を聞くと、友達とこういっちゃ何ですが「殺しあいごっこ」なるものをしていて、やめろと夫が注意それでもやめず、いい加減にしろと怒鳴ったら、どうやら反撃して殴りかかってきたらしいです。
もちろんまだ小学生なので夫の力が強いのは明白。
「俺が本気を出したら子どものおまえがかなうと思うのか?」的なやり取りでしかりつけたところ、友達を置いて他の部屋へ行き、すねるという行動。
夫はすねるという行為が許せないらしく、今までも何度かふてくされることがあったのですが、そのたびに注意していました。
そして前回、今度すねたらおもちゃは全部捨てるという約束をしたらしい。
(私にはなぜすねるとそこが結びつくのかがわかりませんけど)
そういう約束をしてあったにも関わらず、すねたので捨てることになった模様。普段殆ど私も夫も怒ることがないので、夫はたまには「激怒することも必要かもしれない」と言っていました。
夫は感情のままに叱ったわけではなく、冷静に見ながらここは怒るべきだろうと判断したことなので、私は口は出しません。
夫は息子が何か言ってきたらうまく私が取り次いでくれといわれました。
そんなわけで、DS,WIIUなしの生活が始まってかれこれ1ヶ月でしょうか。
意外とムスコは「返してくれ」といいません。
むしろ、ゲームをしないことでほかの事をする時間ができて生活に余裕ができている感じです。そして、イライラすることがなくなりました。
もしかしてゲームのしすぎだったんだろうか?
ゲームばかりしていたから(一日1時間~2時間)脳の働きが悪くなっていたんじゃないか?と感じるくらい、勉強をするときの集中力も変わりました。
友達関係でDSを持っていないとどうだろうかと心配だったのですが、お友達もけっこう、なんだかんだで親にゲーム機を取り上げられているようで(笑)たいして問題ではなかったようです。
普通に家に帰ったらすぐ友達と遊んでいます。
最近はゲーム機を持っていない友達もできているので、そのことはほかの事をして遊んでいます。
この出来事の後、半年後くらいにDSを返しました。
反省をふまえて、ゲームの時間はきっちり守ることを約束させました。
本人も、ゲームをしていないときはイライラしない自分に気づいたようで、長く遊びたいけどちゃんと守ると決めて、今のところ継続的に約束を守っています。
私もずるずるさせてはいけないと心にとめました。
長時間のゲームのデメリットはいろいろ研究が進んでいるようで、一般的には、攻撃性が高まる、表情が乏しくなるなど言われています。
はっきりとした科学的関係は立証されていないようですが、子供の様子を見る限り、長時間のゲームはデメリットが大きいと感じます。短時間だと脳に良い影響があるともいわれていますが、ゲームのほとんどは「戦う」もので、攻撃したりやっつけたりと、やらせたいものではないです。
親を含めてネット制限だといいのかもしれません。夫が朝から晩までスマホをしているのでイライラしますもん。親もスマホを見過ぎないように気をつけています。
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